フィジカル能力の高さとスピードを生かしての豪快な突破が持ち味。しかしプレーから無骨な印象は受けず、足下の技術の高さにスペースへの嗅覚も兼ね備え、「点獲り屋」として完成されたプレーを実行出来るストライカー。ペナルティエリアに侵入してのプレーが相手にとって脅威なのはもちろん、僅かな隙を衝いて放つペナルティエリア外からのミドルシュートも精度が高い。ウクライナ代表やクラブではFKも蹴っており、直接決めた事も多々ある。優秀なPKキッカーでもあり、代表・クラブ両方で、数多くのゴールを決めている。しかし、イスタンブルの悲劇では敗戦を決定する最後のキッカーとなってしまった。
また、代表では適したプレーヤーが他にいなかったため攻撃的MFを担っていたこともある。
2004年3月にペレが選ぶ偉大なサッカー選手100人に選出され、同年度のバロンドールを受賞するなど、ウクライナの英雄的存在。実際に2004年にはウクライナのレオニード・クチマ前大統領から「ウクライナの英雄」として表彰されている。
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