オフザボールの動きに優れた献身的な選手。フィジカルにも優れており、足元の技術も高い。マリサッカー界の英雄FWサリフ・ケイタを実父に持つ。ユヴェントスに所属するMFモハメド・シッソコは従兄弟である。2008年5月12日にセビージャ市内の病院で第1子が生まれた。
1999年9月にオリンピック・マルセイユからプロデビューしたが、すぐにFCロリアンに移籍した。FCロリアンではチームに欠かせない重要な選手となり、守備的ミッドフィールダーとして58試合に出場して1得点を挙げた。FCロリアンで2シーズンプレーした後、2002年にRCランスに移籍し、最終的にはキャプテンを任されるまでに至った。4シーズンでリーグ戦156試合に出場して19得点を挙げた。
2007年7月11日、4年契約でリーガ・エスパニョーラのセビージャFCに移籍した。11月27日のUEFAチャンピオンズリーグ・アーセナルFC戦(3-1)で同大会初得点を挙げ、イングランドの強豪に2007-08シーズン初の負けをつけた。同シーズンはリーグ戦31試合・UEFAチャンピオンズリーグ9試合に出場し、レアル・マドリードからの得点も含めて計7得点と成功を収めた。
2008年5月26日、FCバルセロナと4年契約を交わし、同クラブに所属した初のマリ人選手となった。移籍金は約1400万ユーロと推定され、違約金は9000万ユーロに設定された。8月13日のUEFAチャンピオンズリーグ予選・ヴィスワ・クラクフ戦でデビューして4-0で勝利を収め、8月31日のCDヌマンシア戦でリーグ戦デビューした。11月16日のレクレアティーボ・ウェルバ戦(2-0)で移籍後初得点を挙げた。11月23日のヘタフェCF戦(1-1)でリーグ戦2得点目を決め、ビジャレアルCF戦(2-1)で3得点目を決めた。2008-09シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦ファーストレグでは1得点を決めた。決勝のマンチェスター・ユナイテッドFC戦では72分にFWティエリ・アンリと交代で出場し、優勝の瞬間をピッチで経験した。
2009-10シーズン第8節のレアル・サラゴサ戦(6-1)ではハットトリックを達成した。2010年1月に開催されたアフリカネイションズカップ2010開幕戦・アンゴラ戦(4-4)では2得点を挙げている。2010年8月31日、クラブとの契約を2014年まで延長した。
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