鋭い反応と的確な飛び出しが特徴。高速・低弾道のパントキック、精確なスローイングで、カウンターの起点としても機能する。PKストッパーとしても有名。
ビジャレアルに所属していた2004-05シーズンには、62.5%(8本中5本をセーブ)という高いPKストップ率を記録した。2006年のFAカップ決勝ウェストハム戦では3本のPKを止め、優勝の立役者となった。2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝チェルシー戦ではアリエン・ロッベンとジェレミ・ヌジタップのPKを止めた。
2010年の2010 FIFAワールドカップ準々決勝パラグアイ戦では、正GKのカシージャスに相手FWオスカル・カルドソのPKの癖を教え、カシージャスのPKストップを陰から支えた。「キッカーが助走を取ってボールをインパクトする瞬間まで、どれだけ自信を持っていられるか。PKでは、GKが強い気持ちを保つことが重要なんだ」とインタビューに答えている。
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