長身だがポストプレーを得意とするタイプではなく、スピードやテクニックを生かした仕掛けとスペースへの走り込みが持ち味。調子の波に乗れているときは、次々とDFを蹴散らしていくような、凄みのあるドリブルを見せる。
母国ノルウェーのクラブチームでキャリアをスタート。長身と高い身体能力を武器に才能を発揮し、2000年にリーガ・エスパニョーラのバレンシアCFへ移籍。移籍1年目は活躍を見せたが、以降は出場機会が減り、2003年にセリエA・ASローマ、翌年にはトルコのクラブチーム・ベシクタシュJKへ移籍。2005-2006シーズンからはオリンピック・リヨンへ活躍の場を移す。さらに2007年1月にはミラン・バロシュとのトレードでイングランドのアストン・ヴィラFCに移籍した。ヴィラでは安定感のあるプレーを続け、ゴールが少なくてもサポーターに愛される選手となっている。2011年1月、ストーク・シティFCへレンタル移籍。
2009-10シーズンのリーグ戦で決勝点をあげた際、コーナーフラッグを蹴り上げて観客席に飛ばしてしまったことがあった。近くには小さな少年がいてカリューのレプリカを着ていた。試合後カリューはその少年に駆け寄りユニホームをプレゼントし謝った。
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