ユース時代から「フランク・ライカールトに似ている」と評され、ファビオ・カペッロからは「現役の時のカルロ・アンチェロッティになる要素を持つ」と言われている。当のアンチェロッティからも高く評価されている。
屈強なフィジカルと攻守両面でピッチの至る所に顔を出す運動量を持つ。両足どちらからでもすばらしいパスを放つことができ、下部組織ではFWだったこともあり前線への飛び出しも得意で強烈なミドルシュートを持つ。屈強な身体を生かしたハードマークも得意としている。守備的MFの如く奪い、レジスタの如く展開し、攻撃的MFの如く飛び出すというミッドフィールドの万能選手である。ヘディングもすばらしい技術を持っており、コーナーキックのときなど、相手にとっては脅威である。また、フリーキックなどのプレースキックも得意であるが、ASローマではトッティやジュリオ・バティスタなどが、イタリア代表ではピルロがキッカーを務めており、蹴る機会は多くない。
ローマの下部組織に入る時、父親がコーチだったので当初は名前を偽って参加したという。
イタリア代表では、代表を引退したトッティから背番号10を受け継いでいる。クラブでは16を着けておりこの番号も本人は気に入っているが、2004-2005シーズンには4番を着けていた。
所属するローマでは、副キャプテンを担う(2011年1月時点)。ちなみにローマ生まれ・ローマ育ち、ローマの下部組織出身という経歴からサポーター(ロマニスタ)に愛されている選手の1人であり、クラブのエース・フランチェスコ・トッティに次ぐ人気があるという。
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