バイエルン・ミュンヘン、ドイツ代表共にキャプテンを務めており、ドイツサッカーに欠かせない存在である。現在ではダニエウ・アウベスやマイコンと並び最高峰のサイドバックである。
左サイドからスラロームのようなドリブルでDFの間をすり抜けていく。
学生の大会に出場していたところでバイエルンの目に留まり、2002年11月のUEFAチャンピオンズリーグのRCランス戦で、オットマー・ヒッツフェルト監督率いるバイエルンの一員でとしてデビュー。そのシーズン、バイエルンのリザーブチームで34試合に出場した後、当時シュツットガルトの監督だったフェリックス・マガトの強い要望により、2年間のレンタル契約でシュツットガルトに加入した。シュツットガルトでは左SBのレギュラーを奪取。
2004年にドイツ代表デビューを果たし、2004年UEFA欧州選手権では3試合に出場。国際舞台でも通用する左SBであることを証明した。2006年FIFAワールドカップ、2008年UEFA欧州選手権でもレギュラーとして起用された。2010年のFIFAワールドカップでは、負傷欠場したミヒャエル・バラックに代わりキャプテンを務め、若手中心のドイツ代表を3位に導いた。
|