ボールとの自然な戯れの中で磨かれた彼のプレースタイルはまさしくサッカーの神の姿。身長は低いが、スピードに優れ、クリスティアーノ・ロナウドと変わらぬスピードを持ち、高いパスセンスも持つ。
相手DFのマークを外すための技術を持ち、MFとしてもWGとしても、そしてCFとしても対応できるなど適応力も高い。身体的にも強靭で、自分より大きなDFにも対応できる。こぼれ球の処理にも秀でている。
メッシ自身は自らのプレーがラ・マシアで培われたバルセロナのスタイルに起因するところが大きいとし、また直感を重視して本能的にプレーしていると述べている。
2度のバロンドールに輝くなど、世界最高の選手の一人とされ、またジョゼップ・グアルディオラやシャビ、セルヒオ・バティスタなど、歴代最高の選手とする声も多い。
アーセン・ヴェンゲルはメッシを世界最高の選手と評価し、トップスピードでありながら方向を変えることができるドリブル技術を「危険極まりない脅威」と表現した。
アルフレッド・ディ・ステファノは個人技や創造性、両足での決定力に加え、チームのためにプレーする姿勢を高く評価し、自らを魅了する選手の一人であるとしている。
ディエゴ・マラドーナは「(メッシが歴代最高の選手かどうかは)歴史が決めること」であるとしながらもメッシのプレーを見ることが喜びであると語り、またメッシが史上最高の選手となることを望む旨を度々発言している。マラドーナはまたメッシのプレーだけでなく、その人柄も高く評価している。
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