イタリア・ナポリ出身の元サッカー選手。ポジションはディフェンダー(センターバック)。 イタリア代表では、パオロ・マルディーニの代表引退後、キャプテンの座を引き継いだ。代表136キャップを誇り、これはイタリア代表の歴代最多出場である。2006年ワールドカップ・ドイツ大会でイタリアを優勝に導き、当年のバロンドール(欧州年間最優秀選手賞)、イタリアサッカー協会MVP、UEFAベストイレブンおよびFIFA最優秀選手賞にも選ばれた。
ディフェンスにおけるオフ・ザ・ボールの動きが世界一巧い選手。身体能力が衰える=体力がなくなる=プレイ範囲がせまくなる、というのが普通でカンナヴァーロもこれに該当するが、セカンドボールを拾うのはいつもカンナヴァーロ。いつのまにここにきたんだと思わせる事も多い。彼が運動量が落ちた今でもそういう選手であるのは、抜群の洞察力により、無駄な動きがないからであり、またその持前の洞察力から、ラインコントロールがうまい。2010
FIFAワールドカップを最後に代表引退。2011年6月にアル・アハリを退団した後、7月に膝の怪我のため現役引退。
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