日テレ・ベレーザに所属の女子サッカー選手。ポジションはディフェンダー。2006なでしこリーグでベストイレブンを受賞した。
日本女子代表(なでしこジャパン)では2006年2月18日の国際親善試合ロシア戦(静岡スタジアム)で途中出場により初出場。同年12月の第15回アジア競技大会(カタール・ドーハ)ではグループリーグ・中国戦、準決勝・韓国戦で連続してゴールをあげ、銀メダル獲得に貢献した。
2011年7月17日、FIFA女子ワールドカップ決勝戦のアメリカ戦、同点で迎えた試合終了間際の延長後半ロスタイム、ディフェンスラインを抜けたFWモーガンの独走を阻止すべく、ペナルティエリア外でモーガンを倒しレッドカードで一発退場処分を受けたが、このファウルプレーにより日本は決定的なピンチを凌いだ。
岩手県岩手郡滝沢村出身。1歳になる前に神奈川県相模原市に移り住んだ。小学生のころ大沼SSSでサッカーを始める。中学在学中の1999年にNTVベレーザ(→日テレ・ベレーザ)の下部組織・NTVメニーナに入団。2001年と2002年にはベレーザの下部組織登録選手となり、2003年には正式にベレーザ登録選手へ昇格。同年の第15回L・リーグ開幕戦で先発デビューし、22試合中17試合で1得点の活躍をした。
その後、U-18、U-19、U-20の女子代表やユニバーシアード・トルコ大会女子代表に選出されると、2006年2月18日の国際親善試合ロシア戦(静岡スタジアム)で途中出場により日本女子代表「なでしこジャパン」でデビューする。
同年5月7日の国際親善試合・アメリカ戦(熊本県民総合運動公園陸上競技場)で前半3分に代表初ゴールとなる先制点をあげて注目されるようになり、12月の第15回アジア競技大会(カタール・ドーハ)ではグループリーグ・中国戦、準決勝・韓国戦で連続してゴールをあげ、銀メダル獲得に貢献した。またこの年の国内リーグにてベストイレブンに選出された。
2007年のFIFA女子ワールドカップ、2008年北京オリンピックでも日本代表に選出された。
2010年アジア競技大会(広州)では決勝戦の北朝鮮戦で決勝点となるヘディングシュートを決めた。
7月18日、ドイツのサッカー専門誌キッカーにてベストイレブンに選出された。
神奈川県立弥栄西高等学校及び日本女子体育大学卒業。現在は日本テレビ関連会社の日本テレビワーク24に勤務している。
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