2004年、FCソウルでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせると、瞬く間にその才能を開花させ各年代の代表チームに招集されるようになる。
2007年にはFIFA U-20ワールドカップ、2008年には北京オリンピックに韓国代表チームの一員として出場、チームとしての成績は芳しくなかったが李自身はチームの中心選手として活躍した。
北京オリンピック終了後は韓国A代表へとコンスタントに招集されるようになり、ユース代表の頃からの国際マッチ経験も重なりイングランドの複数のクラブから注目を浴びるようになる。
そして、2009-2010シーズンを目前にした2009年8月にボルトンへの移籍が決定、21歳でのプレミアリーグ移籍は韓国人として最年少であった。決して得点能力は高くないが、ゲームメイキングのセンスに優れ韓国サッカー界ではニューヒーローとして評価されている。2009年1月、イギリスの日刊紙「タイムズ」は李選手を50人の新星(Rising
Star)サッカー選手として選定した。
2010 FIFAワールドカップにも出場し、グループリーグ第2戦のアルゼンチン戦でW杯初得点を記録。決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦では一時同点に追いつくヘディングシュートを決めた。
韓国において中学校を中退しており、兵役義務の要件となる高校卒業を満たしていない。そのため李には兵役義務がない。2002年の日韓ワールドカップで兵役義務が免除・短縮された以降の韓国人プレイヤーとして現在のところ唯一、兵役義務のない選手である。
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