2000年にJリーグMVPを日本人選手として最年少の22歳で獲得、ほかにアジアカップ2004MVP、2006-07スコティッシュ・プレミアリーグMVPなどの受賞がある。
プレースキックの名手とされており、特に直接フリーキックを得意としている。ゴールに対して角度のあまりない位置から助走するのが特徴で、軸足を地面に滑り込ませるように踏み込み、勢いそのままに上半身を押し出しながら巻き上げるように足を振り抜く、独特のフォーム(右の写真参照)である。元々は大きく弧を描くキックを得意としていたが、レッジーナ移籍後からはスピードに重点を置いたキックを多用している。
レッジーナ時代には、監督のマッツァーリは「中村はバッジオのようなもので、FWもできるし、MFもできる。素質のある選手はDFを抜くこともパスも出せるんだ。」と評した。プランデッリは中村について「創造性があって、相手をかわす能力を持った選手だ」と評した。
セルティック時代には、指揮官であるストラカンは「彼は天才だ。」という言葉を残し、また巷でタックルができない選手だと批判されていることについて疑問を呈した。チームメイトであったドナーティは「ナカは技術面ではチームでナンバー1だ。他にもマクギーディやブラウンら上手い選手はいるけど、ナカは別格」と述べている。
エスパニョールでチームメイトであったデ・ラ・ペーニャ は「ナカはチーム内で一番技術が高い選手だ」と述べた。 レッジーナ時代のチームメイトであったジュゼッペ・コルッチは「中村は根っからにまじめだった。初めて彼の声を聞いたのは半年くらい経ってからだ」と述べている。
元日本代表監督であったフィリップ・トルシエは2010年5月、守備能力を考えた場合、中村をW杯で起用しないことも検討するべきとコメントした。
|